流域再生人材育成コース RYUIKI Regenerator for Planetary Health
プラネタリーヘルスを現場で学びたい人のためのフィールド実践プログラムです。鳥取県江府町を舞台に、流域を一つの動的な生命システムとして捉え、人の健康・コミュニティ・地域経済・自然環境の健全性を統合的に捉え再生する 「流域再生人材(RYUIKI Regenerator)」 を育成します。

鳥取県江府町貝田の棚田から臨む奥大山(撮影:細田彰洋)

大山流域動態図(作成:Ecological Memes×奥大山文化協議会)
コースの目的
「流域とは、ただの水の流れにあらず。天に地に地表に地下に、あらゆる状態に自在に変幻する水とそれを育む気候風土、多様な生態系、そしてその中で生きる人の営みを含めた常に動的に流れ続けている全体性です。」
私たちは「流域(Ryuiki)」を、単なる集水域にとどまらず、地形・気候・文化・経済・生態学が交差する場の最小単位として捉え直しました。その動態を感受するための身体性・視座を 「流域動態感受性/RYUIKI Awareness」 と呼んでいます。
本コースが目指すのは、単一分野の専門家ではなく、それぞれの専門を活かしながら総合力でプラネタリーヘルスを実現する人材です。
カリキュラムの三層構造
1. 理論編:視座の獲得 プラネタリーヘルス概論 / 医療・農業・経済・環境の再統合 / 流域を単位とした新しい健康概念
2. 実践編:再生活動の実践
- 森林・水源再生(観察・見立て・手当)
- 自然栽培稲作(育苗→田植え→稲刈りの一貫実践)
- 流域の風土食(食を通じた身体と流域の再接続)
3. 身体知編:流域視座の獲得 3日間の集中フィールドプログラムで、知識と身体感覚を統合します。
年間スケジュール
| 月 | 日程 | 主な活動 |
|---|---|---|
| 4月 | 4/25〜26 | 協生菜園の理論と種苗導入・二毛作&苗植え |
| 5月 | 5/23〜24 | 水源再生/協生菜園・稲の育苗 |
| 6月 | 6/20〜21 | どろんこ代かきサッカー大会・田植え |
| 8月 | 8/1〜3 | 流域身体化プログラム(3日間集中) |
| 9月 | 9/26〜27 | 水源および森林環境の診断と手入れ |
| 10月 | 10/24〜25 | 稲刈り・収穫祭・年間活動振り返り |
基本的には全通し参加のみ。6月代かきと8月プログラムのみ単回参加受け入れ予定。
参加費
| コース | 費用 |
|---|---|
| 本コース①全通し参加(宿泊食事あり) | 380,000円(一括) |
| 本コース②全通し参加(宿泊なし) | 330,000円(一括) |
| 特別コース① 6月代かき&田植え単回 | 1泊2日 22,000円 ほか |
| 特別コース② 8月流域身体化プログラム単回 | 198,000円 |
100km以上離れた地域から10日間以上参加の場合、江府町より公共交通機関交通費の半額が控除されます。
講師チーム
- 桐村里紗(医師 / PHI代表理事)— 2022年より江府町に拠点を構え、プラネタリーヘルスの実践をリード
- 渡部裕美子(看護師 / 江府町地域おこし協力隊)— 2025年移住。農業・環境教育の経験を活かした現場ケア担当
- 佐伯廉人(シゼンタイ代表)— 全国100箇所で農福連携自然栽培を指導するゲスト講師
- 石黒伸(アクアメディカルクリニック院長 / 環境再生医 / PHI理事)— ゲスト講師
主催:鳥取県江府町せせらぎ公園・天籟株式会社
後援:一般社団法人プラネタリーヘルスイニシアティブ
協力:鳥取県江府町
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