リアルタイム配信は終了しました。アーカイブ視聴は Peatix よりお申し込みください。
食べるという営みによって、人は風土となり、生き物たちが織りなす生と死のダイナミズム、そのものとなる。人類とこの惑星の未来を考えるために、日本列島に成立する「和食」を通して、地球、生物、人の歴史、そして文化の積層を紐解いていく。循環と積層が成立させる「人」そして、「私」とは——。食の深淵なる世界にディープダイブしながら、未来に持続可能な食文化を考えます。
第0回ガイダンス編では、縄文時代から現代に紡がれる『和食積層曼荼羅』を読み解きました。


第1回は、「米」の歴史を紐解き、ルートからルーツを辿りながら、現代「令和の米騒動」として社会問題ともなっている私たちの主食「米」について深掘りしていきます。
糖質制限による米食制限、コメに変わる小麦やコーン由来の糖質の摂取の増加、米の品種改良による性質の変化など、私たちの米との関わりは大きく変化しています。
現在は、米農家が苦境に立たされ、日本の田園風景に耕作放棄地が増え、ソーラーパネルに置き換わりつつありますが、稲作・水田・米食が担ってきた環境、社会、文化、健康などの多面的な機能の喪失の影響は計り知れません。
文明を発展させ、文化の中心を担い、神とつながる手段でもあった「米」を今こそ見直し、未来の食文化に残したい「米」について考えていきたいと思います。
申し込み:Peatixアーカイブ視聴
主催:一般社団法人プラネタリーヘルスイニシアティブ / 文脈デザイン研究所
スピーカー
玉利康延(文脈デザイン研究所):語り手

1979年東京生まれ。2000年代には新しい概念を社会に実装するプロジェクトに多数携わる。「東北食べる通信」創刊に参画し、グッドデザイン賞〔金賞〕受賞。文脈デザインの手法を確立し、現在は「和食人類学」をテーマに執筆・講演・研究を行っている。今後は、日本各地に眠る風土や知恵を次世代につなぐ物語として再編集する活動を構想中。鳥取県のプラネタリーヘルスのプロジェクトにおいて、フィールドワークを重ね、文脈デザイン、曼荼羅制作に関わる。
桐村里紗(一社プラネタリーヘルスイニシアティブ):ガイド&聞き手

(一社)プラネタリーヘルス・イニシアティブ代表理事。医師として予防医療から終末期医療まで幅広く臨床経験を積んだのち、天籟株式会社を設立。鳥取県江府町と連携協定を結び、「大山の流域」と東京「丸の内エリア」を拠点に都市とローカルの流域を結び、プラネタリーヘルスの経済、社会基盤をつくり、地方創生2.0を推進する。著書に、『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)他多数。
今後のリリース予定(『和食人類学』シリーズ)
02 大豆の道 / 03 麦の道 / 04 発酵漬の道 / 05 肉と乳の道 / 06 米の道 / 07 鮭と鱈の道 / 08 香辛料の道 / 09 柑橘の道 / 10 近代編(明治〜現在)